ルドルフ組 in 千葉県千葉市『磯辺第三小学校』(9月29日):小林ゆず子

ルドルフ組、9月最後の公演は千葉県の磯辺第三小学校での公演です♪
私にとってはあまり行ったことのない地域だったのですが、海が近いのですね。風には海の香りが混ざっていて、まさに海風!?
道を歩いていても、電線で休んでいる鳥が鳩やカラスでなく、海鳥でした!!新鮮☆

ほとんど休みなく頑張るメンバーに湯田さんから差し入れが✨

甘いものでパワーチャージ!!

制作マネージャーの高岡さん

いつも色々と気づいて丁寧に対応してくれます。これは子どもたちが、照明機材を蹴らないように、箱を置こうと準備してくれているところ。視界に入っても気にならないようにと、黒い布をかけて工夫してくれています。

泉くんは後ろの幕が汚かったので

どこからかハタキを見つけてきました!

あんまり見ない光景。

体育館で公演するとき、
子どもたちが入場してきた時の表情を見るのが好きです。いつもの体育館じゃない!なにこれ!すげー!などいろんな言葉が聞こえてきます。ふふふ✨このために私たちは朝から頑張ってしまうのだ😁

今日のオペラハウスはこんな感じ♪

暦の上ではすっかり秋のはずなのに。。。どうしても公演日は30度を越えるという💦
本日も違わず、なかなか暑い中での公演となりました。
午前公演は1、2、5年生。
午後公演は3、4、6年生。

そんな暑い中でも、ものすごく集中して見てくれました。 ルドルフとイッパイアッテナのセリフの掛け合いに思わず笑っちゃったり、
あいうえおの振り付けを一緒にやったり、
デビルに噛まれちゃうところで悔しそうな声が聞こえてきたり、
終わったあとも、涙が出ちゃったぁと感想を教えてくれる子もいました。
照明操作をしながら、舞台を見る子どもたちの後ろ姿を見るのも最近の楽しみの1つです♪

担当の尾川先生は、こんにゃく座の他の作品もたくさん見てくださっています。
昨日の搬入から今日の片付けまでたくさんたくさんお世話になりました🙇‍♀️

搬出終わりにアイスの差し入れ✨疲れた身体に沁みる。。。♡
お昼も涼しい校長室をお借りしたり、冷たいお茶を差し入れていただいたり、ありがとうございます(T ^ T)
最後にはいろんな先生からも感想を話してもらえて、すごくあたたかい気持ちで学校をあとにしました🍀

今日は中秋の名月。
お月様、10月も頑張りますので、そろそろ秋にしてくださいとお願いしつつ、帰路につきました🌕



ドン・キホーテ組 メンバー紹介(2023年9〜11月ツアー)

オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』秋のツアーは以下のメンバーでお送りします。
10月には埼玉で一般公演もあります!
どうぞよろしくお願いします♪

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【ベル / 沖まどか
初演以来久しぶりの親子をやれて嬉しい。
パワー溢れる演技にいつも元気をもらってる。特にこのベル役は乗り移ったかのように一挙手一投足ベルそのものだ。父として愛おしくてたまらない。
普段はしっかり者。素材の味を堪能したいらしく、あんまり醤油やソースをつけないで食べてる。お出汁が大好き。マグロの出汁が絶品らしく、今度お裾分けしてくれるそうな。楽しみ。


【サラ / 飯野薫
薫は、子供なのに悲惨な目にあうユダヤ人という難しい役をやるのは相当なプレッシャーだと思うけど、真摯に演じて、可哀想なだけじゃない強さを感じるサラを創っていて納得させられる。
普段では僕が映画好きなのを知ってて、良かった映画を教えてくれる。わりとマニアック系かな?大抵当たりなので、映画の趣味は似てるかも。


【トーマス / 佐藤敏之
初演以来のトーマス。初めてのツアーバージョン、歌のところが台詞になってたり、ソロだったところがデュエットになってたり…稽古場で1人バタバタしておりました。久しぶりのドン・キホーテの世界はやっぱり素晴らしい。骨太な強いメッセージを持った作品だと改めて思う。
寝る前にスマホでYouTubeを観るクセがついてしまった。翌日頭が重くて後悔するのに懲りずにやってしまう。困ったものだ。


【ルイ / 北野雄一郎
この作品では初めて共演する。雄ちゃんのルイは、片足を引き摺り、色んな想いを秘めて屈折していても、どこか純粋な感じがして憎めない。
普段の雄ちゃんは、いつも落ち着いて頼りになる公演部長。飲み席でも静かに、あんまりツマミも食べずに飲んでいる。


【オードリー / 岡原真弓
岡原さんも、この作品では初共演。何だかそんな気がしないけど…
岡原さんのオードリーはパワフルな熱血女教師!酒を飲まずにはおれない過去を持ちつつも子供への教育に信念を持ってる役を体現してる。
普段の岡原さんもお酒飲むのが大好き。たまに岡原亭という居心地の良い飲み席を開いてくれる。皆に愛情溢れるゴッドマザー。


【ロシナンテ / 大石哲史
大石さんのロシナンテは愛らしい。ちょっとした仕草や動作が老馬そのもの。けれども誰よりも動く動く!!富やんサンチョとの組合せも楽しい。
大石さんには『朝ソン』という歌のレッスンをやってもらっている。ナント朝の7時~なんだけど高いフレーズを難なく歌う。スゴイ!毎朝の散歩で階段登りをしているからかしら?


【サンチョ / 富山直人
富やんサンチョは唯一無二の存在感だ。ふてぶてしい。デカイ!面白い!飼い主のトーマスは「なんの役にも立たん」とか言ってるけど、いざ手放す時は愛しくて寂しくなる。
富やんは雑学王だ。どんな話題にものれるし、映画好きな僕の知らない裏話も知ってたりする。ずっと前に貸してくれた映画の本まだ返してない。ゴメン。


【サイモン / 壹岐隆邦
いっくんのサイモンは、村で平和に暮らしたいのにやむを得ず銃を取らなきゃならなかった純朴な青年という感じがヒシヒシと伝わる。そんな彼が殺されてしまうシーンは本当に切ない。
いっくんは日本中の学校の校歌を収集して、それを歌ってYouTubeにあげている。
旅先で以前行った事のある場所のオススメ御食事所を教えてくれる。


【ピアノ / 大坪夕美】
秋のツアーは全て大坪ちゃんにピアノを弾いてもらいます。
1学期は腰を痛めて大変な状態で弾いてくれたんですが、今回は大丈夫そうでホッとしました。
大坪ちゃんとは知り合って長いんですが、『パール大坪』という屋号を聞いた事があり、実態を見たことが無い僕は興味津々であります。




《座内スタッフ》

【制作マネージャー、体育館照明オペレーター / 青木美佐子
青木さんには初めて体育館の照明オペレーターをやってもらう。
1学期、こんにゃく座では画期的なLED照明を試み、成功!慣れない照明卓を扱って貰うんだけど、青木さんならチョチョイのチョイ!
僕は青木さんのソングが大好き。中でも♪︎つまさききらきら♪︎は絶品。


【制作マネージャー / 新井香帆】
今年から座に制作スタッフとして入ってきた香帆。現場経験も兼ねてツアー初同行。頑張れ!
まだまだお互いによく知らないけれども、強く感じるのは世代ギャップ!
たまに話が通じて無い時に、目を真っ直ぐ見つめられて、オジさんはあたふたしてしまう事しばしば。


【舞台・音響 / 豊島理恵
理恵も今回初めて音響オペレーターをしてもらう。
1学期ロボットのツアーでは、これも初照明オペレーターを完璧にこなしたので、今回もイケるだろうと安心している。
理恵は普段から色んな事にチャレンジしている。物凄くアクティブで見習いたいくらい。美容や健康&体調管理のストイックさにはビックリする。


【舞台 / 島田大翼
初演はルイとして共演した大ちゃん。今回は村人。爺さんで転換や休憩コールなどを藍乃とやっている。
爆笑するが何故爺さん?理由は劇中で♪︎村に残ってる若いやつはルイぐらいだ~♪︎と歌われてるからなんだと。流石抜かりがない。
座の動画撮影&編集のほとんどを任せられてる大ちゃん。最近じゃあメキメキ腕を上げてプロ顔負けだ。


【舞台 / 小田藍乃
藍乃は初演から村人をやってくれている。相方は毎回変わってるけど、その度に色んな設定で芝居しながら転換をする。
今回は大ちゃん爺さんの戦場に行った息子の嫁設定らしい。なかなか妄想を掻き立てられる。
藍乃はエネルギッシュだ。というか今時珍しく貪欲なところをたまに感じる。良い事だ。


(文章:佐藤敏之 / 写真:島田大翼、新井香帆)

ルドルフ組 in 神奈川県相模原市『川尻小学校』(9月26日):湯田亜希

今日は、神奈川県相模原市の川尻小学校、午前は1・2・3年生、午後が4・5・6年生への公演でした!川尻小学校150周年記念の年だそうです✨おめでとうございます。

みんなは、前日、夜19時くらいまで仕込みをして、今朝も早くから学校入りです。
「集まれぃ〜!」と制マネ・由季ちゃんの男らしいかけ声に、わらわら笑々と集まって、朝のインフォメーション。由季ちゃんの頼もしい背中です。


今日は、変則的でピアノがステージ上にあり、舞台のみんなと少し遠かったのですが、本番中、全体の様子が良く見えて面白かったです。



本番直前、「いざ、出動!」のみんな、凛々しいですね😺✨


観ている子ども達は、ルドルフたちに人間が勝手に名前をつけるのを面白がったり、ブルドッグ・デビルがいたずらしたくて「誰か来いよ」と歌うのを「やだよ!」と言い返したり、岐阜に歩いては帰れないとわかったルドに「電車に乗って」とか提案したり、自由にたくさん反応していました。高学年の子ども達は、ぐっと集中して観てくれていました。

『ルドルフ〜』の学校公演、反応が楽しみだったので、子ども達がテンション高く笑ったりすると、「してやったり!」至福の時です。

今日は、照明が、いつもは体育館の上方にある通路・ギャラリーに設置しているのが、ギャラリーがなかったため、慎ちゃんやあかねちゃんが、脚立を使って壁上方の細い出っ張りに乗り、設置しているようでした!たくましい🥲
あかねちゃんが「ホコリまみれになったよ」と、、子ども達やお客様を楽しませるため、みんなの職人技に、いつも脱帽です。


佐藤さんも、元気の出るドリンクをたくさん持って応援に来て下さいました!


バス停までの帰り道、4年生の女の子が声をかけてくれて、「めっちゃ面白かったです❗」と喜んでくれていました。
毎回、空間も響きも、お客様の雰囲気も違って、一期一会、1つ1つの公演が大事な時の積み重ねで、面白いです!
引き続き、みんなでがんばっていきます🐾


ドン・キホーテ組 in 栃木県宇都宮市『宇都宮市文化会館』(9月27日):島田大翼



オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』も数日間の稽古を終えまして、さあ秋のツアーのスタートです。今回は4tトラック新車の初旅ですよ。わくわくしますね!



座り心地とかアクセルの感じとか、いろいろ新しくなってしまってちょっと慣れない感じですね。気を取られないよう運転がんばりましょうね。



髙野さん&沖さんによる「新トラック2号解説動画」というものが座内で配信されています。すごいことです。座内でしか需要が無いので、座外の皆様に見ていただけないのが残念です。



さあ宇都宮市文化会館にやって来て、仕込みの開始です。

これまでビニールで包んだりしてた藁の塊・通称「藁ボックス」ですが、今回は稽古期間中に「専用の段ボール箱を揃えたい」と言って、近所のドラッグストアで大量の段ボールを貰い、成し遂げました。ご覧ください、段ボール箱の中の藁ボックスのその中に更に藁ボックスが。

便利になった気がします。気のせいかもしれません。



こちらも新しいものですね。これまで脚立に乗っていたところが、ハンガーラック(何故かこんにゃく座では箪笥と呼ばれる)に梯子を掛けて上に乗れるようになりました。

物の数を減らすつもりで作りましたが、よく考えたら結局たいして減っていませんね。このツアーを最後にこのシステムが解雇とならないよう、頑張ってほしいものです。



仕込みは順調に終わりまして。演出助手の西田さんが持っているのは新しい4tトラックの付属品です。西田さんはこの本番を見守ってこのチームとはお別れです。今までありがとうさようなら。

今回われわれのオペラを見てくださったのは、宇都宮女子高校の皆様。楽しんでいただけていたら嬉しいです。ありがとうございました。

せっかくなので今回の舞台写真を数枚載せて今日は締めさせていただきます。ツアーはやっと始まったばかり。11月まで元気に頑張りましょう。お疲れ様でした!











ルドルフ組 in 千葉県習志野市『プラッツ習志野市民ホール』(9月23日):高岡由季

秋のツアー初日からまだ1週間も経っていないのに、1ヶ月ほど旅をしてきたような感覚に陥るほど濃密なスケジュールでやっておりますルドルフ組。
今日はプラッツ習志野市民ホールにやってきました。
ならしの子ども劇場のみなさんと、一般の方にも「ルドルフとイッパイアッテナ」を観ていただきます。
お茶場には、子ども劇場さんからの差し入れでサンドイッチとパンの小夜食が!
猫ちゃんのパン、可愛いくてみんな大喜び。
今回のホールはイレギュラーなことがたくさん。
楽屋は男女混合!楽しいね♪
ちゃみさんとあつし、鏡のトリックアートみたいになってる。

張り出しもしました。
下にもぐって補強作業をする、ルドルフとイッパイアッテナ。
そして、いつもは後ろに大黒(黒い幕)をはっていますが、今回は白壁!
照明によって、背景が色んないろに染まって、これはこれですごく素敵!好きです。

そして開演。
客席の一番後ろまでダイレクトに声がよく響くホールで、お客様もすごく集中して観てくださっている感じがしました。一体感がありました。
楽しんでいただけていたら良いな。
終演後には出演者とピアニストに、「ルドルフ」にちなんで猫の肉球のデザインの可愛いコースターのプレゼントが!
みんな喜んでいました♪

今回の主催である、ならしの子ども劇場さんに搬入から搬出まで手伝っていただき、あっという間にバラシ完了。本当に、ありがとうございます!
最後に、少しみんなでお話をして、色紙にみんなのサインをかいてお渡しし、撤収となりました。
良い一日でした。

明日は一日お休み!
ほら、あそこにスカイツリーが見えるだろ?しゅとこうそくを通ると、トラックから見ることが出来るんだ。

おんがくかい組 in 岩手県二戸郡『岩手県立児童館 いわて子どもの森』(9月23日):武田茂

9/22~24 いわてこどもの森 なんでも広場 音楽会の旅
本番前日22日、岩手八幡平迄移動しました。東京と打って変わって天高く青空が澄み渡っていました。旅館は温泉宿でこの夏バテを多少なりとも癒してくれました。

さて、当日搬入はエレベーターで3Fから1Fへ降りタイムトンネルを抜けてなんでも広場に辿り着きます。タイムトンネルはライトが渦巻き状 に内壁を緑に染め上げ、子供の声や犬の鳴き声が聴こえてくると、また暗くなり、そして多分昭和の生活を色濃く残した生活空間に連れていってくれます。

さて、本番です。その間、出入り自由。ですが、ほとんどの家族連れのお客様は最後まで席を離れず、楽しんでくれました。会場のスタッフの方も快く力を貸してくれました。

感想を書く書式の裏に10歳前後の子供が描いた、「月夜のでんしんばしら」のスケッチを写真に撮りました。
武田