3月31日のこんにゃく座:大久保藍乃

ついに2014年度も最後の日。
年度末と年度開始のこんにゃく座は大忙し!毎日色んな人が座に来て、いろいろな作業をしています。

さて、それではそんな2014年度最後の日はどんな日だったのでしょうか。
いろいろ覗いてみたいと思います。


Aスタジオ

Aスタジオでは『春のうた会』の合わせが行われています。
一人合わせ時間20分という持ち時間で、ピアニストさんとうた会で歌う曲を合わせていきます。時間割が組まれどんどん人が入れ替わって行きます。
今は、あかねさんとピアニストは紀保子さんが合わせているようですね。


こちらでは北野さんと裕加さんが、4月2日に行われるソロコンサートのお稽古をしていました。
北野さんたちのお稽古が終わった後は、舞台セットを組み直して熊谷さんのお稽古です。


Cスタジオ

こんにゃく座の倉庫の奥には、こっそりCスタジオがあります。AスタジオもBスタジオも誰かが使っていると、Cスタジオに行きます。まぁ、Cスタジオ好きって人もいるそうですが。
今日はCスタジオにも常に人が入れ替わり立ち代わりでした。
写真の後ろ姿は岡原さんです。



倉庫

倉庫で染め物をしている裕子さんがいました。
裕子さんは次の旅の衣装の準備やらなんやらで大忙しのようです。


お茶場

お茶場ではいきなりお菓子パーティが始まりました!
うた会のピアノ合わせの順番待ちだったり、仕込みだったり、色んな人が集まっていたので、気がついたらみんなお菓子を買って来てみんなでワイワイ食べました。楽しかったなー。


駐車場

車の修理中のうるおさん!!
うるおさんは空き時間ができると、よくこうやって車の修理をしています。
車の部品について詳しく説明してくれたりします。その時のうるおさんはとてもイキイキしています。





こんなふうに、年度末の今日もこんにゃく座にはたくさんの人がいました。

お日様もポカポカ。
宿河原の河川の桜も見頃です。


この春はソロコンサートにうた会と、こんにゃく座まで足を運ぶ方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな時は、ぜひこの道案内をご利用ください。

オペラ塾2014年度修了公演 オペラ『SMILE』(3月28、29日):岡原真弓

オペラ塾『スマイル』公演、無事終了しました。
本当に、笑って泣いて、怒って泣いて、最後に笑って号泣した稽古場でした。
なかなか台詞を覚えられないし、なんとなく照れてしまうH ちゃんが、ある日を境に突然、スラスラ喋れるようになり物凄い迫力になりました。私が「すっごい!やっとできたやん!凄くいい!」と、誉めると泣き出しました。

気持ちがはっきりしてなくて、モヤモヤしているKちゃんに、演出のひろみさんが「この役はこういう思いでこんな風に感じるからこうなるんだよ。」と説得すると、Kちゃんは涙ぐんで納得して、次の週に凄くよくなりました。
全員での動きで足並みが揃わなかったりすると、こんな大人たちに、こんなに罵倒してもいいのか!というくらい、岡原は罵倒しました。それでもみんなはついてきてくれました。だって、ひろみさんの演出は、凄くハードルが高かったのです。

けれど、みんなは飛びました。途中で息切れながらも、必死で。みんなには、この作品で一番必要な人間の力があったのです。

そんなことを教えてくれたメンバーでした。来年も一緒にやれるといいなあ!


☆ ☆ ☆





舞台写真:姫田蘭

連続ソロコンサートやるよー!(熊谷みさと)

こんにゃく座の稽古場は、オペラ塾の公演で沸いている日々です。
塾生の熱やスタッフの思い、いろんなエネルギーをビシバシ感じる公演に圧倒されつつも、全くの異世界でひっそりと稽古を進める私たち…そう、イケメン北野雄一郎氏と、わたくし熊谷みさとは、来たる4月3日に、お互い初めてのソロコンサートを開催するのです!別々にです!

同じ日、同じ場所。お昼は熊谷、夜北野。
内容的には関係ないのですが、先輩がいてくれてなんだか心強いです!

心強さが後押しして、チラシも作りました!


イェイ☆

北野さんは、ソングのステージと、オペラ『べっかんこ鬼』。
熊谷は、ソングのステージと、『雲の中のピッピ』をやります。

毎日ひっそりと、そして時に大胆に進めてきた稽古もいよいよ大詰め。コンサートは来週に迫ってきました。

一体どんなことになるのか、ドキドキしながら、観にきてくださった方々に楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ってゆきます!

どちらのコンサートもまだまだお席がありますので、平日ですが、もしもお時間ありましたらいらしてくださいませ!!

お昼の熊谷は14時開演、夜の北野さんは18時半開演、ともに入場無料(要予約)です。

おまちしております☆☆

http://konnyakuza.blog.shinobi.jp/Entry/140/

キラリ☆かげき団 オペラ『ピノッキオ』(3月21、22日):西田玲子

キラリ☆歌劇団、オペラ『ピノッキオ』

演出は大石哲史、私は演出助手、衣裳手伝いとして係わらせていただきました。

2月中旬、お稽古に参加したときは本当に仕上がるのかとかなりドキドキしましたが、さすがのキラリ☆歌劇団。2週間前くらいからぐいぐい調子を上げはじめどんどん良くなっていく。

大石さんの演出は一人一人を良く見て、本当にいろいろな言葉や方法を使って、ちょっと見てると謎なんだけどジワジワ効いていつのまにか役が浮かび上がってくる、魔法のようでした。

小屋入りしてからは舞台監督の八木さんが合流。
八木さんの楽屋は私たちと一緒だったのですが、食事の時間に帰ってこない。どこにいるのかと探してみたらなんと女子楽屋に!
女子楽屋にはハシモが持ってくる美味しいお惣菜があるのでそれをつまみながら楽しい時間を過ごしているのです。まるで歌劇団の一員のよう。仕事はピリッとこなしながら、どこの現場でもずうっと前からそこにいたように溶け込んでいる不思議な人です。



衣裳・小道具は島田大翼デザイン、高岡、西田でサポートして作りました。前にこんにゃく座が関わったキラリ衣裳を再利用したり、島田くんお得意の段ボールアートを多用して作成。基本衣裳はお揃いのパンツと個人のシャツをコーヒー染めしたもの。一つ揃いのものがあると統一感が出て良いね。


そして本番。
キラリ☆歌劇団は本番に強いとは前から言われていたが、ここまでとは!
直前まで仕掛けが変わったりいろいろあったけど、それをものともせず、2月のあの最初の稽古からは考えられない舞台。

こんにゃく座のピノッキオとはまた違う、賑やかでユサユサしているような世界。
大石さんのジワジワ効きの演出が一人一人を違った色で光らせて賑やかすぎるほどの照明が不思議とそれをまとめていた。




最後の海のシーンは緑色のビニールシートに青の照明があたって光沢と透け感で本当に水の中にいるようで面白かったなあ。



お客様も楽しんでくれたようで良かった。


本番もすばらしかったけど、みんながどんどん変わっていくお稽古から本番までが実はものすごく面白かった。
演出助手として付いたことでそれを見ることが出来てとても得した気分。
キラリのみんな、ありがとう。

キラリの『ピノッキオ』衣装:髙岡由季

キラリ☆かげき団のオペラ「ピノッキオ」の衣装作りを手伝わせていただいております。高岡由季です。

今回の美術・衣装デザイン、製作を担当されている島田大翼さんと演出助手(振り付け指導までされているという噂)の西田玲子さんの陽気な御二方の下で、日々勉強しております。


3人仲良く、作業しています。
陽気すぎて、陽気な帽子まで被っちゃってます。


記念すべき私の第1作目は、

シルクハットでした♪

少しずつ、衣装や小道具が完成していくのは一つ一つ達成感があるし、とても楽しいです。
これらを着てステージに立つ、キラリ☆かげき団の皆様の姿に思いを馳せています。

なんと、来たる本番は今週末!!!
作業中、大翼さんと玲子さんがキラリさんの稽古場を思い出しては笑い合っています。
相当、楽しい「ピノッキオ」なのでしょう!
いやー、楽しみですね。

キラリ☆かげき団第9回公演オペラ『ピノッキオ』

新作CD『世界は劇場』録音(3月17、18日):小野崎有香

私たちは12月から、
ある日に向けて練習をして来ました。


本公演の稽古があった時は午前中に、
終わってからは朝から夕方まで。


3月17日、18日。
そう、それは新CDのレコーディングの日っっっ!


ソロ、重唱、合唱と、
合わせて50曲!!

それはそれは、内容の濃いCDとなります。




1日目は駅で待ち合わせて行ったのですが、

続々と集まるマスク集団。
これから歌いますからね、ノドは大事です。



レコーディング会場は、
和光市にあるサンアゼリアホール。

渋い看板が私達を迎え入れてくれました。



肝心の会場はというと…

ひろーい!
響くーー!



マイクは8本!!



「夢へ」の時はコンサートをそのまま録音したので、
この様にしっかりとマイクを置かれて、お客様のいないホールで歌う…というTHE・レコーディングは「オペラハウス」以来。


…ということは、
私を含め、沢山の座員が初めてのレコーディング。
ドキドキです!!





が、
歌っては聴いてチェック、
また歌っては聴いて…
と、延々とその作業を繰り返していくうちに、


録音を聴きに行く人、
(シャッター音が邪魔になるので、聴いている人達は撮りませんでした。)
体力温存する人、
体操をする人、
談話をする人、と、
それぞれの過ごし方が決まって来ました。


そうして2日間で全50曲を歌いきり、
レコーディングが終了した時、
「わー」っと、一斉に拍手が起こりました。
皆の緊張がほぐれた瞬間でした。



あとはもう、出来上がりを待つのみ。
楽しみです。


最後に記念撮影。


お疲れ様でしたー!

2014年度オペラ塾(3月7、8、13日):冬木理紗

オペラ塾では毎週怒涛の時間が流れております。
7日、8日の稽古は2つのスタジオを同時活用。Aスタジオでは立山さん、Bスタジオでは岡原さんがビシバシ進めます。



塾生1人1人が必死にSMILEという作品に向っている甲斐あって、シーンがどんどん色付いていきます。

塾生の熱意に全力で応えてくださる御三方に感謝、感謝です。



衣装選びの時間。
このオペラには見た目も、ものすごい3人組が出てきたりしますのでお楽しみに。


そして元座員であり、ピアニスト榊原紀保子さんの旦那様である宮瀬さんがいらっしゃいました。
熊本の「晩白柚(ばんぺいゆ)」の差し入れをいただきました!


どーーん!最大の柑橘類はメロンのようなビックリサイズ!
食べやすいように宮瀬さんが皮を剥き剥きしてくださいました。この皮がまたビックリな分厚さなのです。とってもジューシーなお味でした。


そしてそして
13日には座員の選ばれしメンバーによる舞台の仕込みがありました。



舞台監督の佐藤さん、照明のうるおさん、演出助手のゆずさんも。オペラ塾の舞台はたくさんの方に支えられているのです。
きっと良い公演になるでしょう…!まだまだここから頑張ります!!



おまけ

ミシンで幕を縫うユキ&慎さんに対して、手縫いでせっせと縫う佐藤さん……素敵です。


新作CD『世界は劇場』の稽古(3月12日):大久保藍乃

CD『ぼくたちのオペラハウス』に続いて、新しいCDを作るべく絶賛お稽古中。
合唱や重唱もあり。ソングがたっくさん入っていて、なんと2枚組で発売されます!

あの曲もこの曲も、器楽も入って、ソングが50曲!
クラリネットは橋爪恵一さん。ヴァイオリンは山田百子さんです。
ピアノは服部真理子さん、そして萩さん。

本当にもりだくさん!!

その名も『世界は劇場』。
林光さんの作詞作曲のソングのタイトルからつけました。


私は初めて歌う曲があったり、ずっと歌いたいなーっと思っていた曲もあり、毎回のお稽古がとても楽しいです♪
年末からお稽古が少しずつ始まり、『白墨の輪』が終わってからはお稽古も大詰め!録音日も間近に控え、毎回ガッツリお稽古しています。長いときは朝から晩まで!




録音だから動いたりはないかと思いきや、いやいや、歌う配置の違いによる音色の違いも色々考えいます。男女が混ざって立っていたり、パート毎だったり。毎回色んな配置を試しています。


こちらは『白いクレヨン』の一こま。
2重唱を歌う二人はよりそって歌っています。



こちらは「誰もぼくと背くらべしてくれないな…」と白いクレヨンのセリフを歌うピンクの服を着た沢井さん



『真田隊マーチ』
こんにゃく座のイケメン男子がずらりと。





こんなにたくさんのソングが詰まったCD…。
完成が待ち遠しいですね!!
みなさま、お楽しみに♪♪

2014年度オペラ塾(2月28、3月1日):小林ゆず子

2月28日
サックス入りのお稽古2日目。
今日は後半戦です。萩さん、佐藤さんも来てくださり強力な布陣で稽古に挑みます。
林田さんのサックスは本当にあたたかくて先週から感動しっぱなしです。もちろん戦争に関わる不気味な音色や怖さもあるのですが、全体通して塾生のことを音を台詞を包み込んでくださる音楽に感動しました!!次に練習に来てくださるのは21日。そこまでに塾生もパワーアップした姿をお見せできるように頑張ります♪ヽ(´▽`)/

3月1日
今までのお稽古であたりきれなかったところを中心にお稽古していきます。気がつけばもう3月!!土日しかお稽古がないことを思うとあと数回のお稽古で本番に臨まなければなりません。立山さん、岡原さんからも厳しい声が飛びます。でも毎週、毎回、どんどん成長していっています。平日お仕事などをして、ここまでもっていくパワーというのは本当にすごいものがあります!!私も負けないように稽古に関わっていけたらなぁと思う毎週末です☆

さてそんなこんなでバタバタしているうちに全然写真も撮れず。。。何か座日記用にと思って探していたところ……ものすごく幸せそうな方を発見!!


ひまわり組の子ケントは前月パパになったばっかり!!
『いやー、昼も夜もなくて大変なんですよー』といいながらこの嬉しそうな笑顔☆
パパになって初めての舞台!!頑張ってくださいね♪

演助:ゆず

キラリの『ピノッキオ』稽古(3月1日):島田大翼


どこか可愛らしい表情の大石さん

本日はキラリ☆かげき団のオペラ『ピノッキオ』の稽古にお邪魔しました。今回わたくし島田は衣装デザイン・製作とか小道具作りをやらせていただきます。よろしくお願いします。

思えばキラリ☆かげき団の第一回公演、2006年の『よだかの星』で僕が衣装デザイン・製作をやらせていただいた時が初めてのお付き合いでした。今回久々にまた衣装としてのお付き合い。感慨深いです。


西田先生の振付指導

今回の演出は大石さん。演出助手で西田さんがついていますが、西田さんは振付の指導や衣装作りも任され大忙しです。

今日はピノッキオの進む道ゆきのフォーメーションなど、みんなで歌ったり演じる場面を中心とした稽古でした。こんにゃく座では『ピノッキオ』を4人の歌役者で演じていますが、今回キラリの公演では18人。やはり人が多いといろんな場面が賑やかで楽しいですね!


眠るニワトリ

舞台袖の方でスタンバイするニワトリたち。みんなとても眠そうです。このニワトリたちがどんなふうに芝居に登場するんでしょうねー。楽しみですね!

キラリ☆かげき団第9回公演オペラ『ピノッキオ』